年齢のせいと
片づける前に
40代以降の不調は「歳だから」で流されがちです。しかし加齢で説明できるものと、そうでないものは分けられます。
相談しづらい話題ほど、放置される時間が長くなります。まず、何が起きているかを言葉にするところから始めます。
3つに分けて考える
付き合う/整える/診てもらう
①付き合うもの。回復の速さ、体力の絶対値。年齢とともに変わるのは自然です。
②整えられるもの。睡眠、体重、筋量、生活リズム。ここは自分で動かせます。
③診てもらうもの。症状として続いている、日常生活に支障が出ている、急に変わった。ここは自己判断の範囲外です。
難しいのは②と③の境目です。次の項目で具体的に見ます。
起きやすい変化
40代以降に相談が増えるのは、おおむね次の領域です。
①だるさ・意欲の低下。疲れが抜けない、やる気が出ない。「性格の問題」と扱われやすいが、体の側に原因があることもあります。
②睡眠。寝つけない、途中で目が覚める。夜間に何度も起きる場合は、次の③と関係することがあります。
③排尿。近くなった、出にくい、切れが悪い、咳やくしゃみで漏れる。40代以降で相談が増える代表的な変化です。
④髪。抜け毛が増えた、分け目が広くなった、細くなった。
⑤体型。同じ生活で体重が増える、筋肉が落ちる。
⑥気分の波。いらだち、落ち込み。
これらは単独で起きることもあれば、いくつか重なって出ることもあります。重なっている場合ほど、一つずつ市販品で対処するより、まとめて相談したほうが早く整理できます。
受診を考える目安
次のいずれかに当てはまるなら、自己判断ではなく医療機関です。
・2週間以上続いている
・仕事や睡眠に支障が出ている
・急に変わった(数日〜数週間で明らかに)
・痛み、血が混じるなど、明らかな異常がある
・市販品を試したが変わらない
特に排尿の変化は、原因が複数あり得るため、自己判断が難しい領域です。年齢によるものか、別の原因かは検査で分かります。
受診をためらう気持ちは自然ですが、早い段階のほうが選べる手段が多いという点は共通しています。
どこに相談するか
排尿の悩み。泌尿器科。かかりつけ医からの紹介でも構いません。
だるさ・意欲の低下。まず内科で、甲状腺や貧血、糖代謝などの一般的な原因を確認するのが順序です。
髪の悩み。皮膚科、または薄毛を扱うクリニック。
気分の落ち込みが強い場合。心療内科・精神科。体の症状と分けずに相談して構いません。
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カウンセリングは無料です。施術は自由診療で、効果には個人差があります。
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 効果には個人差があります
- 気になる症状は医療機関にご相談ください
生活で変えられること
受診と並行して、効果が見込める順に挙げます。
①睡眠時間を確保する。他のすべてに影響します。
②体重を戻す。数キロでも、排尿・睡眠・だるさに関わります。
③筋トレを週2回。下半身中心。筋量の低下は自然ですが、止められる速度で落ちるわけではありません。
④アルコールを減らす。睡眠の質と夜間の排尿に直結します。
⑤カフェインを夕方以降やめる。
どれも即効性はありませんが、数週間で差が出るものばかりです。